あてもなき 夢想に耽らぬ 人やある

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男女の違い七不思議


仏ルモンド紙、2011.11.24の記事です。心理学の研究によれば男性は、女性とお話する前と後では認知科学的テストの成績に差があり、前より後の方が悪い。更に、このセンテンスで男と女を入れ替えても同じ、とはならない。ど〜してそ〜ゆ〜ことになるかと言うと、進化の途上で雄は、交尾のチャンスを絶対見逃さないように仕向けられてきた。その結果、人類に至っても、男性は女性をどうしても性的存在として見てしまう傾向にある、からだそうです。

では顔を合わせる前ではどうか。それを確かめようとして、オランダの研究チームが次のような実験をしました:

男女の被験者を50人ずつ集めて、同時通訳のブースのような空間に一人ずつ座らせ、言葉の意味に関するテストに答えさせる。
 但しテストに取り掛かる前に、続いて二つ目のテストが控えていることを知らせる。具体的には、「観察担当の者がブース毎にイヤホンを通して連絡してくるから、合図があったら被験者は備え付けのウェブカムの前で、用意してあるテキストを読み上げるように」と言うわけです。その時、観察者の下の名前を何気なく知らせる。
 欧米では下の名前を聞けば男か女か確実に分りますから、男性または女性の観察者が連絡してくると予告するのと同じです。

実験の結果、男性被験者の場合、女性が連絡してくると言われた人の方が、男性が連絡してくると言われた人より成績が有意に悪かった。ところが女性被験者では、二つのケースで成績に有意な差が無かった。念のために申しますと、イヤホンを通しての連絡も、ウェブカムを通してテキストを読み上げるところを観察されるのも、全く間接的な接触です。にも拘わらず、そういう接触がテストの後にあると知らされただけで、観察者が女性と知った男性被験者はテストの成績が落ちる。それに反して女性被験者は、そういう要素に全く影響されない、ということになります。

実はこの記事を読んだ後暫くの間、「一つ目のテストを始める前に、その後で女性または男性による個別インタビューがあると予告される」という実験だと思い込んでおりました。何故にそんな思い込みが生じたのか、未だに解明できておりません... それはともかく、実際にそういう実験をしたらどうなりますかね。以下、私の仮説です:

 男性被験者は、後で女性による個別インタビューがあると聞かされると、「ひょっとして綺麗なおね〜さんかも...」と思うから、上の空になって成績が落ちる。
 女性被験者は、後で男性による個別インタビューがあると聞かされると、「どうせ不細工な男が出てきて、下手するとインタビューにかこつけてナンパしてくるんじゃないの」と思うので、成績に何の影響も出ない。

これじゃ男は勝てませんよね。「男は」と一般的な言い方をしましたが、オランダの研究チームによる実験で、観察者の性別を聞いただけで成績に差の出そうなのは、当ブログの管理者だけではないと確認されましたので、悪しからず。

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