あてもなき 夢想に耽らぬ 人やある

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24インチiMac購入顛末


その前にロシアとウクライナ:
国境を越えて隣国に攻め込んだのはどっち?
ウクライナ国内の惨状を引き起こしているのはどっち?
答は歴然としているのに、露・ウどちらの肩を持つのも良くないとか、訳の分からないことを言う人がいる。いずれにしても、ウクライナの深刻な状況を前に、こんな話をするのは誠に心苦しいのですが...

21.5インチiMacを購入して丸6年経ったが、手元不如意であるし、壊れるまで使う積りでいた。ところがヨドバシで昨年発売の24インチiMacを見掛けて触っている内に、今のiMacが動いている間に新しいのを買った方が、データの移行その他、何かと便利ではないかと逆の発想が生まれた。困ったもんだ。

記憶容量(ストレージ)は、そのまま買えば256GB。今の時代にニゴロクで足りるわけ無いのに、購入欲求を刺激するべく、OSがかつかつ動く容量にして値段を抑えてあるに違いない... と理性は分析するものの、まんまと罠に嵌ってしまった。

ストレージを1TBにカスタマイズしたいと言ったところ、作業はAppleの工場で行われるので、ヨドバシにモノが来るのは一ヶ月先か二ヶ月先かもっと先か... 神のみぞ知るときた。今更そんなに待たされてもと、(ヨドバシで買えばポイントが付くのに) AppleStoreに注文したのが2月16日で、お届け予定日は3月3日〜7日。中国の工場でカスタマイズしたものを、上海空港から成田に輸送とのこと。子供じゃないんだし、そのくらい待てなくてどうすると自分に言い聞かせる。

ところが輸送を請け負ったDHLが頑張ったらしく、2月22日に到着。

到着したはいいけど、精密機械を安全に輸送するため、梱包の頑丈なこと。その上、

iMac24

こんな形の製品・付属品の凹凸に合わせて大小様々な箱が埋め込んであり、接着剤が強力で小箱一つ外せない。

まだ本体が入っているかと思うほど重くて平らにできない箱、段ボール古紙にも出せないし、390円払って粗大ゴミに出すしかないのかとAppleに捩じ込んだところ、好きな人は箱だけでも嬉しいそうだから上げたら?だって。どうしても廃棄したければ、カッターナイフで切り刻んで可燃物として出せばと。

いつまでもこんなに大きくて重い箱を、かってフランスの首相がウサギ小屋と形容した狭い家の中に置いておくわけにもいかず、明日やろう明後日やろうとうだうだ日を過ごして漸く解体作業を開始。取り掛かったはいいが結局、カッターナイフでちょっと切り込みを入れては、取れそうな小箱を力任せに引っ剥がす仕儀となった。日頃軟弱な生活をしている齢75の筋肉にはかなり無理がきたらしく、翌日夜になって布団の中で体の節々が痛み出し、「遂に新型コロナに感染したか」「治っても脳に後遺症でピアノのお稽古も終りか」などと不吉な想念が渦巻く。夢うつつに瞼に浮かんだシーンでブログ一つ書ける!と思ったのだが... 目覚めてみれば雲散霧消。


ここから先はMacユーザー向けです。

今回の機種ではストレージが全てSSD。HDDに比べて読み書きが速く、再起動なども一瞬というわけにはいかないけど、あっという間だ。

しかし色々楽しむ前に、まず旧iMacからデータを移さなくてはならない。全て外付けHDDにバックアップしてあるから新iMacに繋げば済む筈が、新iMacの背面にあるポートが二つともUSB-typeCときた。AppleではUSBからUSB-typeCへの変換ケーブルが2000円で買えると聞いたのに、ヨドバシに電話して聞いてみると、「外付けHDDが電源をコンセントから取る方式だと、変換ケーブル自体に電源が必要で、そういうケーブルは5000円以上」と、後から考えると完全に勘違いの返事が返ってきた。

そんなに面倒臭いのかと思っている内に、新旧両iMacにデータの移行アシスタントなるアプリが入っているのを思い出した。2台のiMacの間でデータを全て移せるとのこと。るんるん気分で使ってみたところが、最初「あと2時間」と表示された所要時間が朝から昼まで掛かって「あと17時間」と却って増えている。

Appleに電話するとそれはおかしいからキャンセルせよと言うが、キャンセルがまたいつまで経っても完了しない。再びAppleに電話すると、それはおかしいから電源ボタン長押しで強制終了せよときた。

結局、千葉ヨドバシに変換ケーブルを買いに行ったところが、ケーブルと言うより変換ジャックみたいな部品で、バックアップしたデータの移行に何の問題も無かった。電話で問い合わせた際に、変換ケーブル自体に電源が要るなどととちったヨドバシの店員が恨めしい。ちなみに男の声だった。だから女性店員の方が優秀やと前からゆ〜とるやないか(東京医大入試と女性キャスターの立場)。

移行アシスタントで2台のiMac間のデータ移行は簡単、という筈がこれだから、Time Machine とかも信用する気になれない。自分で外付けHDDにファイルをバックアップするローテクの方が、確実に思える。

サウンドについては、ウーファーとツイーター二つずつを含めてスピーカー6個と言うのだが、それが厚さ1.15センチの本体に入っていて、音はディスプレイ下面(ということは幅1.15センチ)に無数に開いている穴から出てくるとのこと。厚さ1.15センチの箱の中でウーファーが下面の穴に向いてる筈は無いし、折角の音質が発揮できまいと思うのだが、実際聴いてみると、旧iMacでブックマークした曲が見違えるような音で聞こえてくる。

画質も24インチのRetinaディスプレイ(4480×2520)で、遂にYouTubeで山岳風景などを4K画像で眺められるようになった。

念のために申しますが、YouTubeではピアノ曲と山岳風景と戦闘機や超音速旅客機、美しい花々や水中を泳ぐ魚などを見ております。えっ? YouTubeではもっと色んなものが見られる? 知らなかったな〜。今度試してみよう。

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