あてもなき 夢想に耽らぬ 人やある

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「答弁を差し控える」の不思議


暫く前から、官房長官、大臣、官僚などが頻繁に使うようになった。野党議員や記者に情報や見解を求められて、答えたくない時の常套句だ。

不思議なのは、問い詰める側の野党議員や記者までがこの一句を耳にすると、まるで「答えられない正当な理由があるんだ」と納得したかのように、それ以上追求するのを止めてしまうことだ。

報道されないだけで実際には食い付いているのかと思い、国会審議、官房長官の記者会見、野党議員による官僚のヒアリングなど、一問一答形式で載せている記事も読んでみるが、食い付いているようには見えない。

敵は要するに「答えたくない」と言っているだけなのに、どうして納得してしまうのか。何故、

「国民には知る権利があるのに、勝手に差し控えてんじゃないよ。政治家として、行政府の担当者として、聞かれたことに答えなくてもいいと考える根拠は何なの!」

と反撥しないのか。

このひと言が呪文の如く作用して、問い詰める側がまるで金縛りにあったように黙ってしまうのが、不思議でならない。

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