あてもなき 夢想に耽らぬ 人やある

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ぴあの(13)『ピアノの叙情詩』


2018年7月、フランスから『メトードローズ ピアノの二年生』を取り寄せて、「こりゃ〜まずった」と思いました (連載の (11))。動揺を鎮めるべく『ピアノレッスンのヒント』に行ったところ、項目「楽曲と教材」に「大人の女性に人気」との触れ込みで、

 キャサリン・ロリン『ピアノの叙情詩』
 
が紹介されているのを発見。初・中級向けとのことで、YouTube で聴いてみるとどれも旋律が美しい。例えば、

 悲歌
 
クラシックではないけれど、ポピュラーというよりは端正な感じ。些か甘ったるい気もするが、私ってひょっとして少女趣味なのか知らん... 16曲で1080円なので、弾けるのは一年後と知りつつ買ってしまいました。

その後、彼女の曲をYouTubeで片端から聞いている内に、『ピアノの叙情詩』以外にも綺麗な曲が色々あることが分りました。引き込まれるように何度も聞いてしまった曲を、もう二つご紹介すると、

 Moonlight Nocturne
 
凄く気に入ってしかもほんとに弾けそうな初めての曲で、何とか... 弾けるところまできました。譜面はネットサイト:AlfredMusic
で購入。試聴も出来ます。

更に、

 プレリュード ト短調
 
音質も演奏も素晴しいとは言えないけれど、如何にも賢こそうな可愛らしいお嬢ちゃんが弾いていて、ご紹介せずにはいられない。仕草に微かに婀娜っぽさがあるが、真面目に努力してきたんだと感じさせられる。高校生の頃にこんな少女を見たら、恋してしまったに違いありません。
 事実その頃、隣家に綺麗なお嬢さんがピアノのレッスンに来ていて、行き帰りの姿を眼にして密かに憧れておりました.....
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何の話でしたっけ? そうそう、同じ曲で音質の良い動画としては:

 プレリュード ト短調

2018年7月『メトードローズ』を終了した頃見付けて、「これ弾きたい!」と入っている本をすぐ買いました:

 『キャサリン・ロリン
 ピアノ de プレリュード』

「ビギナーから楽しめる14の小品」と謳ってあるのですが、件の曲を試したところ (Book 2 の1)、お嬢ちゃんの動画で40秒以降が、譜面を見ただけで「あっこれは無理」。

2019年2月『ABC』終了後にもう一度アタックしたところ、譜面通りに指を動かすことはできるが、例の40秒以降が動画のような感じに聞こえてこない。どうやら今の二倍くらい速く弾かないと駄目らしい。ぐずぐずしてたら、あのお嬢ちゃんに彼氏ができちゃうのに...

ともかくこの曲は、いつになったらそれらしく弾けるのか全く展望が開けないので、当面は「悲歌」と「Moonlight ...」の安定した演奏 (笑) を目指しつつ、『ABC』の復習を続ける (連載の (12) 最後のパラグラフ)...

と書いてはみたけれど、そんなんで私のピアノ人生はどうなるの?

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