あてもなき 夢想に耽らぬ 人やある

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われ常に同じ"女性"を追い求む、故にわれ在り


レベッカ・ファーガソン

レベッカ・ファーガソンを発見:『ミッション・インポシブル ローグネーション』のヒロインです。

三年も前の映画だし、『ミッション・インポシブル』シリーズは欠かさず見た積りだったので、Amazonプライム・ビデオに入っていたのに放っておいた。たまたまテレビで放映されたのを途中から見て、悪役の顔付きその他、全く初めてであることが判明。何よりヒロインに参ってしまった。

結末はもう見たのに、この美女をどうしても最初から眺めたくて、Amazonプライム・ビデオに200円払って見ました。ネット情報によるとスウェーデン出身、1983年生まれだそうで、正に大人の女性の魅力そのもの。時に冷酷、時に優しく、戦闘能力抜群なのも嬉しい。あの大きな瞳を思い出すだけで、彼女のいる世界に吸い込まれて行きそうです。

しかし私がのめり込んでいるのは飽くまで、映画の中の謎めいた凄腕の女諜報員。あのくらい綺麗で気品に溢れていると、インタビューなどに出て来ても確かに魅力的だけど、ちょ〜っと違うんだな。ヒッチコックの『めまい』と、ある意味同じ構図です。
 金持の友人が妻を殺すために仕組んだ陰謀に嵌った「私」は、贅沢な衣装を身に纏い、先祖の亡霊に取り憑かれているかのような振舞いをする彼の妻に、ぞっこん惚れてしまう。実は、しがないデパート店員が件の友人に頼まれて、謎めいた女を演じていたのだ。
 色々あってその妻が死んで数年後、「私」は問題のデパート店員に偶然出くわしてしまう。しかし、演じている内に「私」を愛してしまった女は、今度はありのままの自分で勝負しようとする。顔はそっくりなのに、「私」がかって惚れ込んだ妖艶で謎めいた女にはどうしてもなってくれない...

顧みれば、私の洋風美女好みも進化してきた:

イングリッド・バーグマン

『カサブランカ』のイングリッド・バーグマン


ジリアン・アンダーソン

『Xファイル』の捜査官ジリアン・アンダーソン


コビー・スマルダーズ

『アベンジャーズ』のコビー・スマルダーズ


ブライス・ダラス・ハワード

『ターミネーター4』のブライス・ダラス・ハワード

 (「『ターミネーター4』とタイムトラベル」)
 
そして遂に、レベッカ・ファーガソンに辿り着いた。彼女の魅力を味わい尽した頃には私もさすがに枯れて、その方面の関心も無くなるから、きっと彼女が人生最後の美女でしょう。しかし良くご覧下さい、この5人が私を虜にする魔力は本質的に同じだと思いませんか。われ常に同じ"女性"を追い求む、故にわれ在り。

それにしても、彼女の魅力を味わうために二度も見たお陰で、『ローグネーション』のストーリーの弱さに気付いてしまった。中程度の見せ場を次々と繋いであるだけで、クライマックスに向かう盛り上がりが無い。後に残るのは「あ〜、イイ女を見た!」という感激のみ。

新作『ミッション・インポシブル/フォールアウト』が8月3日に封切になるが、その辺はどうなのか。いずれにしても、彼女が再び同じ役柄で出演と聞いては、Amazonプライム・ビデオに入るまで待っていられない。久し振りに映画館に行って... 見てくる積りでしたが、止めました。『ローグネーション』と『フォールアウト』の予告編を比較・分析したところ、肝腎の彼女の出て来る割合が激減です。『フォールアウト』には悪役の女だのトム・クルーズの妻役だの、女性が二人も増えたから、レベッカ・ファーガソンの登場する割合が減るのも当然。彼女が期待ほど出て来ないなら映画館まで行く意味は無いし、Amazonプライム・ビデオに入れば、恐らく500円程度で48時間の間、何度でも見られる...

このメッセージは5秒後に自動的に消滅... それでは誰にも読んでもらえないので、暫く残します。

追伸その一 お読みになった女性の声が聞こえてくるような気がします:「オトコって駄目ね〜。結局、勝手な幻を追っていて、生身の女を見ようとしないのよね〜」

追伸その二 著作権その他の問題に引っ掛かっていないことを祈っております。万一ご指摘を頂いた時は、直ちに削除します。

追伸その三 元々は三年前の記事ですが、絵を文中に嵌め込むことを覚えたので改めて掲載。

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