あてもなき 夢想に耽らぬ 人やある

Archive [2016年01月 ] 記事一覧

筒井康隆の『パプリカ』『文学部唯野教授』


ほんとはネ、新作『モナドの領域』について書く積りだった。ところが、新聞広告や帯封のキャッチフレーズ「わが最高傑作にして、おそらくは最後の長篇」は、全くの期待外れ。何より、タイトルに掲げた二冊の印象が余りに強かった。特に、夢の世界が現実に干渉してくるという奇想天外な虚構を端正な文体で語る『パプリカ』に比べると、新作のストーリーは薄味で迫力に欠ける。アリストテレスやトマス・アクィナスまで出てくる哲学・...

Menu

Archive

Calendar

12|2016.01|02
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -